江東良一の日本人城マニア

江東良一「ココに注目」

江東良一「ココに注目」観光スポット名がプラモデルになる『ゴトプラ』

ゴトプラ 東京/東京タワー ゴトプラ 株式会社プレックス | プレックスのおもちゃ から引用FJ時事新聞ニッポンニュースが、日本土産としてイチオシなのが、『ゴトプラ』だ。

『ゴトプラ』とは、切り離す前のパーツ状態では観光スポット名を表現しているのだが、パーツを切り離して組み立てると、その観光スポットの建造物等になるプラモデルのことだ。

観光スポット、すなわち「ご当地」のプラモデルだから、略して『ゴトプラ』なのだろう。

「部品を切り離す前は観光スポット名で、組み立てたら観光スポットの建造物ぅ~!?」とあまりピンとこない人のために、まずは「百聞は一見に如かず」で、写真を見てもらう方が手っ取り早い。

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ゴトプラ 東京/東京タワー ゴトプラ 株式会社プレックス | プレックスのおもちゃ から引用ゴトプラ 東京/東京タワー ゴトプラ 株式会社プレックス | プレックスのおもちゃ から引用ゴトプラ 大阪/大阪城 ゴトプラ 株式会社プレックス | プレックスのおもちゃ から引用ゴトプラ 大阪/大阪城 ゴトプラ 株式会社プレックス | プレックスのおもちゃ から引用ゴトプラ 富士山/富士山 ゴトプラ 株式会社プレックス | プレックスのおもちゃ から引用ゴトプラ 富士山/富士山 ゴトプラ 株式会社プレックス | プレックスのおもちゃ から引用[/caption]

これらの写真を見れば、どんなにピンとこなかった人でも必ずわかるはずだ。

「東京」のパーツを組み立てると、全高約140ミリの東京タワーに、「大阪」のパーツを組み立てると、優雅に聳え立つ「大阪城天守に、「富士山」のパーツを組み立てると、マンガチックな「富士山」になる。
ゴトプラ 東京/東京タワー ゴトプラ 株式会社プレックス | プレックスのおもちゃ から引用

ゴトプラ 東京/東京タワー ゴトプラ 株式会社プレックス | プレックスのおもちゃ から引用ゴトプラ 東京/東京タワー ゴトプラ 株式会社プレックス | プレックスのおもちゃ から引用

ゴトプラ 大阪/大阪城 ゴトプラ 株式会社プレックス | プレックスのおもちゃ から引用

ゴトプラ 大阪/大阪城 ゴトプラ 株式会社プレックス | プレックスのおもちゃ から引用ゴトプラ 大阪/大阪城 ゴトプラ 株式会社プレックス | プレックスのおもちゃ から引用

ゴトプラ 富士山/富士山 ゴトプラ 株式会社プレックス | プレックスのおもちゃ から引用

ゴトプラ 富士山/富士山 ゴトプラ 株式会社プレックス | プレックスのおもちゃ から引用ゴトプラ 富士山/富士山 ゴトプラ 株式会社プレックス | プレックスのおもちゃ から引用

「ゴトプラ 東京/東京タワー」、「ゴトプラ 大阪/大阪城」、「ゴトプラ 富士山/富士山」それぞれには、レッドVer.、クリアブルーVer.、蓄光Ver.(ホワイト)の各3色が選べ、それぞれのパーツは、せいぜい15個程度なので、誰でも簡単に組み立てられる。

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ゴトプラ 東京/東京タワー レッドVer.、クリアブルーVer.、蓄光Ver.(ホワイト)の各3色 ゴトプラ 株式会社プレックス | プレックスのおもちゃ から引用ゴトプラ 東京/東京タワー レッドVer.、クリアブルーVer.、蓄光Ver.(ホワイト)の各3色 ゴトプラ 株式会社プレックス | プレックスのおもちゃ から引用

組み立てた完成品を飾るのも良し、組み立てないで切り離す前のパーツのままで観光スポット名を表示させた状態で飾るのも良し。

いずれの状態で飾っても、インテリアとしてイケる。

『ゴトプラ』は、駅、空港、また土産ショップ等で販売中なので、気になった人は購入すべし。

【ゴトプラ 詳細】
・種類:レッドVer.、クリアブルーVer.、蓄光(ホワイト)Ver.
・価格:各680円(税別)
・対象年齢:15歳以上
・セット内容:本体1個
・商品素材:ABS
・販売ルート:東京のお土産ショップ、駅、空港など
・発売元:プレックス

■ゴトプラ 株式会社プレックス | プレックスのおもちゃ
http://www.plex-web.com/products/toy/lineup/gotopla/

FJ時事新聞
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江東良一「ココに注目」平成版「ウルトラマン VS 古代怪獣ゴモラ」を刮目して見よ!

早速、以下に掲載するウルトラマンの動画をご覧になってほしい。

ウルトラマンでも初代の方だ。

ご覧になってわかったかと思うが、このウルトラマンの動画は、かつて円谷プロダクションが制作した、着ぐるみウルトラマンと怪獣ではなくて、全てコンピューター・グラフィックス、すなわちCGによって制作されたものなのだ。

CGと言われなければ、このウルトラマンの動画は、誰もが違和感なく、実写の特撮に感じたはずだ。

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CG版ウルトラマン ウルトラマン VS 古代怪獣ゴモラ から引用CG版ウルトラマン ウルトラマン VS 古代怪獣ゴモラ から引用[/caption]

ここまで精緻に再現することが可能になっているのかという驚きと、かつてのウルトラマンっぽく、薄く見えるか見えないかのピアノ線も再現している等、アナログ的な部分へのこだわりも見えて、CGなのにあえてCGっぽく見せない作りにも驚きだ。

ただし、欲を言えば、本家・本元のウルトラマンでは”大阪城決戦”のシーンがあり、ゴモラ大阪城を破壊してしまうシーンが存在したのだが、このCG版ウルトラマンでは、その”大阪城決戦”がないストーリーになっている。

その”大阪城決戦”のシーンを盛り込まなかったのは、以下の理由が考えられる。

1つ目は、大阪城のCGを組むのに手間がかかるから。

2つ目は、”大阪城決戦”のシーンを盛り込むと、それを本気に捉えてしまい、大阪城が壊されたかどうかを実際に確認しに大阪城に行ってしまう少年が現れてはまずいから、”大阪城決戦”のシーンをあえて盛り込まなかったというもの。

まあ、2つ目の理由は半ば冗談で、”格闘王”前田日明の少年時代のエピソードになぞらえたものだ(※)。

しかし、”大阪城決戦”のシーンがなくとも、感嘆してしまうCG版ウルトラマンだ。

本放送のウルトラマンと比較してみるのも面白いかもしれない。

ウルトラマンの本放送(ゴモラ大阪城を壊した回)を観た、当時大阪在住の前田日明少年は、本当に大阪城が壊されたと思い、放送翌日の早朝に友人と大阪城に行ったが、何も壊れていない。近くにいた掃除のおじさんに訊いたら、「おっちゃん達が徹夜して大阪城を直したんや」。気の利いた返答をした大阪のおじさんと、それを純粋に信じていた前田日明少年達のなんとも言えぬ心温まるエピソードだ。

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本放送ウルトラマン ウルトラマン VS 古代怪獣ゴモラ 大阪城決戦本放送ウルトラマン ウルトラマン VS 古代怪獣ゴモラ 大阪城決戦[/caption]

FJ時事新聞
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江東良一「ココに注目」レアかもしれぬ(!?)現在工事中の観光スポット3選

久しぶりに訪れた観光スポットが、アルミパイプの足場が組まれた工事の最中で、景観が台無しだったという苦い経験は誰し(!?)もあるはず。

でも、よくよく考えてみてみると、アルミパイプの足場が組まれている有名な歴史的建造物はめったにお目にかかれないから、「レアだな、貴重だな、ラッキー!」と思った方が良いかもしれない。

そんなわけで今回のニッポンニュースは、レアな(!?)工事中観光スポットを3つ挙げてみたい。

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1.熊本城

[caption id="attachment_125432" align="aligncenter" width="504"]工事中の熊本城工事中の熊本城[/caption]

熊本地震により長塀約100メートルが倒壊、東十八間櫓は石垣ごと崩落、宇土櫓も一部損壊、小天守下の石垣も崩壊、等々、13の重要文化財建築物の全てが深刻な被害を受けたのは記憶に新しい。

そのため、熊本城の復旧には10年以上を要するとのことで、現在は立入り禁止区域もあり、熊本城を隅々まで観光したくても以前のように全部を観て廻ることができない状況だ。

しかし、工事中の熊本城には希少価値があるという見方をすることで、さらに熊本城に愛着を持てるようになるかもしれぬし、熊本への経済効果も上がることになるだろうから、積極的に熊本城に足を運ぶべきなのかもしれない。

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2.京都・清水寺

[caption id="attachment_125433" align="aligncenter" width="640"]工事中の清水寺工事中の清水寺[/caption]

京都の清水寺は、2017年2月より平成大修理の集大成として、本堂の檜皮屋根の葺き替え工事に入っている。

大抵の観光客は、あの清水の舞台を観ることができなくて、落胆すること間違いないが、ここでもよくよく考えてみると、足場を組まれた清水の舞台は、それこそ何十年どころか何百年に1回の割合で観ることができる貴重なありがたいことかもしれぬから、ポジティブに捉え、やはり「ラッキー!」と思うようにしよう。

ちなみに、ご本尊の十一面千手観世音菩薩は、本堂にてこれまでと変わりなくお参りできるとのことだ。

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3.名古屋城

[caption id="attachment_125434" align="aligncenter" width="640"]工事中の名古屋城工事中の名古屋城[/caption]

名古屋城は、天守閣を木造で復元することになり、それに伴う調査及び工事で平成30年5月7日(月)から入場禁止(閉館)となっている。

いつまで名古屋城の木造天守工事をするのかというと、具体的な日程は発表されておらず、「木造天守閣竣工まで」とのことだ。

したがって、名古屋城も普段見かける景観ではなく、「工事仕様」となり、レア感満載となっている。

もちろん工事は天守のみで中には入れず、天守を除く他の城施設は今まで通りだ。

まとめ

工事中だからツイてないなとは思わずに、普段観ることのできない姿だと思うことだ。

それに工事中の景観しか観ていないと、本来の景観を観たくなるのが人間の心理というもの。

つまり、工事が終わったら、また観光に来なさい、という天からのお言葉と解釈して、ポジティブに捉えよう。

■【公式】熊本城
https://kumamoto-guide.jp/kumamoto-castle/

音羽山 清水寺
https://www.kiyomizudera.or.jp/

名古屋城公式ウェブサイト
https://www.nagoyajo.city.nagoya.jp/

FJ時事新聞
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江東良一「ココに注目」FJ時事新聞オススメ!東京観光スポット

様々なガイドブックが東京の観光スポットを紹介しているが、どのガイドブックも似たり寄ったりのスポットばかり。

FJ時事新聞では、そんなに有名ではない観光スポットを紹介してみたい。

1.皇居東御苑

FJ時事新聞が最もオススメする東京観光スポットは、皇居東御苑だ。

皇居の隣にありながら、無料で入園できる庭園で、大都会・東京のど真ん中なのに、広大な敷地による開放感が満喫できる。

皇居東御苑

元々この皇居東御苑は何かといったら、江戸城の本丸だった。

本丸とは、徳川将軍の住まいである本丸御殿や、「忠臣蔵」の発端となった「松の廊下」、天守があった城の中核のことをいうのだが、実際に皇居東御苑に足を踏み入れてみると、前述の江戸城天守を支えていた天守台を観ることができる。

江戸城天守は、残念ながら明暦の大火(1657年)により焼失してしまい、その後再建することはなかったが、往時の天守を想像するには十分すぎるくらいの大きな石垣が遺っている。

皇居東御苑 江戸城天守石垣

また、木々や芝生といった適度な自然があり、まさに「都会のオアシス」という言葉がふさわしいスポットだ。

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宮内庁ホームページ 皇居東御苑の略図
http://www.kunaicho.go.jp/event/higashigyoen/gyoen-map.html

2.新宿副都心・都庁展望室

東京を上から眺望するとなると、やはり東京スカイツリーや、定番の東京タワーに足を運ぶことになるかと。

しかし、これらのスポットは有料だし、人気が殺到し、混雑している。

そんな場所には飽き飽きしているという人には、新宿副都心・都庁展望室をオススメする。

新宿副都心 都庁展望室からの眺め

何が良いかといったら、比較的空いてるし、無料で地上202mの高さから眺望できることだ。

北東方面を望めば、ライバル(!?)の東京スカイツリーが見え、南東方面を望めば、これまたライバル(!?)の東京タワーが見える。

もちろん富士山も観ることができ、方角は西方面だ。

あと、都庁展望室にはちょっとした飲食店や物販店もあり、お茶を飲んだり、東京みやげを買うこともでき、穴場のスポットだ。

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■東京都財務局 展望室のご利用案内
http://www.yokoso.metro.tokyo.jp/tenbou/

3.竹芝桟橋

3番目が竹芝桟橋

「え、竹芝桟橋って船に乗る所なんじゃないの?」と思う人は多いはず。

確かにその通りなのだが、船に乗らなくてもそこそこ楽しめるスポットなのだ。

船乗り場とは別に、「ボードウォーク」というオーシャンビューの散策デッキがあり、陽が沈む頃になると、なんともムーディーなナイトスポットに変身する。

竹芝桟橋 ボードウォーク

もちろん日中に散策しても、颯爽とした汐風が頬を撫でつけて、ここが東京ということを忘れてしまうくらいだ。

向かいのお台場や、今「流行り」の豊洲新市場も眺望でき、意外と時間を潰せるのもいい。

客船ターミナル内には、喫茶・特産品販売所「愛らんど」があり、伊豆諸島名産・くさやの真空パック詰めや、これまた名産品・明日葉の加工品といった珍しいみやげも買えるのでオススメだ。

竹芝桟橋 客船ターミナル内

アクセスは、ゆりかもめ竹芝駅からすぐ、浜松町駅からでも一直線で徒歩約8分なので、行きやすいスポットだ。

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東京港 客船ターミナル 待合所のご案内
http://www.tptc.co.jp/terminal/guide/takeshiba/waiting#waiting information

江東良一「ココに注目」山中城(静岡県三島市)は外国人観光客にも人気!

城マニアの評価が高い静岡県三島市山中城

城マニアの中で評価の高い城が静岡県三島市にある。

それは旧東海道を遮るように構えられた山中城だ。

人気観光地・箱根の西側に位置するのだが、意外と世間には知られていない。

この山中城は、城の分類では「山城」にカテゴライズされ、この山中城を観れば、当時最先端だった後北条氏の築城技術が詳細にわかるため、近年では城マニアの人気スポットになっている。

その後北条氏の最先端築城技術で真っ先に挙げられるのが、はしごを寝かせたようなフォルムの「畝堀」や、まるでベルギー・ワッフルのような格子状のフォルムをした「障子堀」だ。

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山中城 畝堀山中城 畝堀
山中城 障子堀山中城 障子堀

敵がこれらの堀に侵入した場合、堀に仕切りが設けられているため、堀の中で横移動ができず、立ち往生している間に弓矢や鉄砲の餌食となる仕掛けだ。

また、堀の窪みに降りずに堀の仕切りを歩いたとしても、攻撃側は仕切り部分を歩く敵を1人ずつ狙い撃ちし、殲滅すればよいので、実に効率的な防御が可能なのだ。

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地元の人達や日本人城マニアもびっくり!

こんな城マニアに高評価の山中城だが、近年風変わりな現象が起きている。

それは外国人観光客が山中城を訪れていることだ。

日本人でも城マニア以外で、山中城を理解し、訪れたいと思う人はそう多くはいない。

というのも大抵の日本人は、一般的に城というと、姫路城や松本城のような立派な天守のある城を思い浮かべ、「城=天守」と勘違いしている人が圧倒的に多いので、天守の存在しない山中城を訪れようとはそもそも思わないのだ。

そんな日本人でも理解しがたい山中城に外国人観光客が訪れるのだから、地元の人達や山中城を訪れた日本人の城マニアがびっくりして驚くのは言うまでもないだろう。

もちろん山中城を訪れる外国人観光客は、山中城の魅力を予め知った上で訪れているであろうから、おそらく城マニアだとの推測が成り立つ。

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城マニアでなくても存分に楽しめる絶景スポット・山中城

まだまだ一般的な理解を得られにくい「山城」というジャンルに属する山中城ではあるが、現在は公園としてきれいに整備されているので、ロケーション的には富士山を眺望できる絶景スポットとして行くべき価値ある所だ。

山城というとハードルが高いように感じるが、実は城に詳しくない人でも、外国人の人でも存分に楽しめるのだ。

ぜひ箱根に行ったら、その隣に位置する山中城にも足を運んでみよう!
山中城から望む富士山

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